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レム・コールハース・インタビュー
27.10.2010 (Wed)

ようやく部屋でネットが使える環境が戻った。海外のひとり暮らしだとネットが無いと部屋にいても本を読むくらいしかやることがなかったが、一気に部屋に潤いが戻った。

*  *  *

OMAのオフィス内の様子やオフィス内で行ったレム・コールハースへのインタビューが公開されている。オランダ語でしゃべっているが英語の字幕が付いているのでかえって解りやすい。

いつも一緒に仕事をしているメンバーが写っていたり、オフィスの雰囲気が少しだけ伝わっている。

インタビューの最後でレムは最近興味を持っていることについて語っている。

今彼は、山間部や郊外の置き去りにされた地域に興味を持っていると言う。たとえばスイスの人工減少が目立つ山村部などがそんな地域にあたる。彼はそれらの地域が今後必須のリサーチ対象になると続ける。そして最後に 「錯乱のニューヨーク」 で彼がリサーチし確立したセオリーはこれらの地域では全く意味を持たないとニヤリと笑いながら結んでいる。

日本にも同様に見られる、都市の発展の対となって現れる裏側の現象に彼は目線を向け始めている。

その証拠の現在AMOが取り組んでいるモスクワのリサーチ機関 STRELKA が掲げる五つのメインテーマのひとつに ‘thinning’ というテーマがある。2002-2008年にかけてドイツの建築家フィリップ・オスワルトのチームが展覧会や本としてまとめたシュリンキング・シティというリサーチとどのような違いももって取り組まれるのか、そしてどんな成果としてまとめられるのか今からとても気になる。

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Top▲ | by murakuni1975 | 2010-10-29 09:22
ムニエル
26.10.2010 (Tue)

久しぶりにまともな夕食を食べた。いつもビールを飲みに行くバーの奥が実はレストランだったことに気がついたのは前回飲みに出かけたとき。いつかここで食べようとインターン仲間と話していて今日それが実現。

白身魚のムニエルがとても新鮮でよかった。もしかしたら魚料理を食べるのはインターン生活を始めてから始めてかも知れない。
Top▲ | by murakuni1975 | 2010-10-29 08:11
Typical Plan × n = a building
25.10.2010 (Mon)

S,M,L,XL に "Typical Plan" という1993年のレム・コールハースの文章がある。最近この"Typical Plan" というアイディア気になっていたので読んでみた。

20世紀中に最も影響をもった建築は、コルビュジェやミースといった歴史に輝くマスターピース達ではなく、

Typical Plan × n = a building

で表現されるオフィスビルというタイポロジーであるとレム・クールハースは言う。建築の学生や建築家達への影響という意味ではどうかわからないが、その実際の社会の中での影響という意味で考えるとそれは疑いようのない事実であることがわかる。

特別な性格、目的を持たない建築が結果として最も多くの人に受け入れられ、新しい世界を切り開き、現代の僕らの生活に深く結びついたものになっている。

Typical Planのその頑張らなさが、ガチガチに頑張ったマスターピース群を凌駕したという事実がすごい。自然体でぼんやり生まれた建築が歴史を作りその歴史の中で僕らは生活をしている。

その文脈を理解するとレム・クールハースが建築のアイコン化に対して批判的であることの意味がよくわかる。

*  *  *

ずいぶん前だけど、「ナンバーワン より オンリーワン」といわれみんな妙に納得したことがあった。でもそれはどちらも個人のアイコン化に似ている。ナンバーワンもオンリーワンも頑張りすぎで、もっと緩くぼんやり生きているティピカルな人達が最も影響力も持つ人達になるのかもしれない。もしかしたらもうそうなっているのかも知れない。 

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Top▲ | by murakuni1975 | 2010-10-29 08:02
源は何か?
24.10.2010 (Sun)

いろいろたまっている本を読み静かな週末を過ごす。

建築家の書いた文章やインタビューを読んでいて思う。いつの時代の建築家もその時々でもっとも刺激の強い建築やアートに影響を受け自分のスタイルを確立させている。

学んだ時代によってその影響の源が次々に変わっていくのがとても不思議な気がする。もちろんずっと読み継がれる優れたテキストや作品がある一方、ある世代だけにものすごい影響を及ぼしその後はだれにも振り返られないものもたくさんある。

たとえば、それぞれ別の本で読んだのだが、60年代生まれのイギリス人建築家とスイス人建築家が偶然ともに Fischli and Weiss というスイス人アーティストの作品に強い影響を受けたとインタビューで述べている。

建築家の作品そのものよりもその建築家に大きな影響を与えたその源は何か?ということに興味がある。アウトプットである作品そのものからではなく、建築家に何かをもたらしたそのインプットからこそ学ぶことがたくさんあるのではないだろうか。


Settlements, Agglomeration, Fischli and Weiss 1993
源は何か?_d0183261_9434666.jpg


Top▲ | by murakuni1975 | 2010-10-28 09:49
ラディカルな分岐
23.10.2010 (Sat)

「生きるために食べる」 から 「食べるために生きる」 というぐらいの気概があってもいい。

確かそんな一文が先日ネットのコラムにのっていた。
単純に言葉をひっくり返しただけだが、とても深い意味の違いが生まれる。
ひっくり返した瞬間に食べることで生命を維持する生き物としての人間から、急に高度な文化生活を楽しむに変わるのがいい。

*  *  *

蒸気機関が発明される前は馬車が主な移動手段だった。
蒸気機関が発明された後、技術者たちは生き物である馬に替わって蒸気機関で動く「鉄の馬」を構想していたという。「何かで車を引く」という条件にこだわり 「車そのものが回転する」ということを長い間思いつかなかったそうだ。

ラディカルな分岐によって意味や生活の姿が大きく変わっていく。

ラディカルな分岐_d0183261_8554690.jpg


Top▲ | by murakuni1975 | 2010-10-28 08:57
皆どこへ消えていくのか?
22.10.2010 (Fri)

OMAには20代、30代前半のインターンやアーキテクトは沢山いるのだが、40代、50代の経験豊富なディテールやテクニカルな部分に詳しいメンバーはあまりいない。

今そんな貴重なメンバーの一人とファサードのスタディを一緒に行っている。彼は以前ロンドンのFoster+Partnersにいたそうで、よくFoster+PartnersとOMAが如何に違うかという話をしてくれる。

そんな彼は、来月から台湾に一ヶ月長期出張に行くという。去年コンペで取った台北パフォーミング・アーツ・センターの実施設計を助けに行く。

どうして彼のような人材は少ないのだろうか?

沢山いる20代、30代前半のインターンやアーキテクトはその後どこに消えていってしまうのだろうか?

単純だけどとても根本的な疑問が頭の中にこだまする。そして、消えていなくなってしまわないためにはどうすればいいのだろうか? と自分に問う。

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Top▲ | by murakuni1975 | 2010-10-24 16:55
レムへ
21.10.2010 (Thu)

普段なかなかプロジェクトを通じてレム・クールハースとかかわることは無い。

しかし、今日は突然、レムにプロジェクトの最新の進捗状況を伝えるための資料を準備せよという連絡が入る。チームで集まり、何をどんなかたちでまとめるか話合い不足資料と役割分担を決めて仕事に戻る。

夕方にはパワーポイントにまとめた資料が完成。データを送信する。どんな反応がかえってくるのか楽しみだ。
Top▲ | by murakuni1975 | 2010-10-24 16:50
集中できる季節
20.10.2010 (Wed)

最近ロッテルダムは結構寒い。朝自転車に乗って出勤してきるのだが手袋がほしいくらいだ。

午前中パソコンの画面に向かっていてふと顔をあげると、皆が窓の外を眺めてパカーンと口を開けている。その方向に目をやると音もなく雪が舞っている。寒い訳だ。

昔からそうなのだが、寒くなり雪が降るととっても集中力が増す気がする。冬が来る。じっくり何かに集中できる季節が来る。
Top▲ | by murakuni1975 | 2010-10-24 16:48
生活パターン
19.10.2010 (Tue)

ネットが使えない生活が続いている。ルームメイトに聞くとどうやら最低2週間くらいはこの状態が続くらしい。まったく理由が理解できないが仕方ない。

部屋にいてもやれることが限られているのでこの際、オフィスでできるだけのことをやろうと気持ちを切り替える。

言われていることをやっているだけではつまらないので、それにプラスして自分で進められるスタディをしてみたり、新しいアングルのコラージュを作ってみたりしている。

ネットが使えないことで生活のパターンが大きく変わりつつある。
Top▲ | by murakuni1975 | 2010-10-24 16:47
アクセスポイント
18.10.2010 (Mon)

部屋のインターネットが使えない状態になっている。メールをチェックしたりするために、仕事が終わった後、夜な夜な学校に出かけてネットに接続する生活が続いている。日本にいる家族とも連絡が取りつらいしとても不便。

夜、街灯の周りに虫が集まるように、インターネットのアクセスポイントを求めて学校に学生や僕の様な訳あり卒業生が集まってくる。
Top▲ | by murakuni1975 | 2010-10-24 16:46
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